エマニュエル夫人
ついに「エマニュエル夫人」をライブにかけました。
「ついに」のワケは、実はこの曲のリクエストを頂いたのは、シルビア・クリステルが亡くなった去年の10月だったのです。
デビューしたての新人歌手、関かおりのレパートリーには残念ながら含まれておらず、
「一周忌までに、なんとかするから待っていてください!」と約束し、
シャンソンの師匠にお伺いをたて、しばらくたってからお許しが出て、(というか、師匠がちゃんと覚えていてくださったのが嬉しい…)
レッスンにこぎつけ、一周忌の10月中にステージで歌うことができました。
リクエストしたご当人は来られませんでしたが(そ、そういうもんです…はは)
ひとつ節目を越えたかのような、ささやかな達成感がありました。
大ヒットした映画と主題曲ですので、もともと知ってはおりましたが、
正直、リクエストがなければこの曲を歌う発想がなかったかも…
でもチャレンジしてみたら、改めて、いい曲なんですよ、これが。
矢田部道一さんの詞が、なんとも悩ましくて…
「瞼は閉ざされ、くちびるは開かれ…」…って、宇能 鴻一郎ばりのドキドキな歌詞です。
我雑な私は、数少ない女の色気をかき集めて必死で歌うことに…。
いろんな意味で、私にとっては難しい曲でしたが、
師匠の数々の演出のおかげで、なんとか、まとま…った…かな…!?
シルビアの一周忌は過ぎましたが、しばらく歌います。
よろしかったら、悩殺されにいらしてください…
夜、うなされたらごめんなさい…