「時々そば」ってなんですか?
昨日、秋の千早亭落語会が無事終了しました。
一夜明けて本日、晴れ晴れした気分なのに、なぜかダミアの「暗い日曜日」を聞いてる私です。
昨日は、開場前からお客様が来てくださいました。
そのお客様から、仲間の軽太さんが、私がやる噺についてご質問を受けたそうです。
「(このプログラムに載ってる)…『時々そば』ってなんですか?」
そうですよね。落語をご存じの方なら、「誤植かな?」と思っちゃいますよね。
「時そば」という有名な噺がありまして、前座噺としても代表的な落語ですので、
私は、(落語をやる以上、この噺は避けて通れない!)という固い決意の元に、今回稽古を始めたのですが、
気がついたら、後半がとんでもなく変形しておりました。笑
どうトンデモなかったかは、聞いてくださったお客様のご判断におまかせしたいのですが、
とにかく、まともな「時そば」でないことだけは確かなので、
師匠にお許しを得て、「時々そば」とさせて頂きました。
しかし、この一年半、古典のアレンジが3本続きました。
次回の落語会では、アレンジ封印で人情噺にチャレンジか…などと大それたことを妄想している私です。