圓窓師匠のリモート稽古

リモートremoteとは…「遠隔の」。

昔は「テレビ電話」と言われた夢の通信が、いまや、気軽に利用できますね。

人と濃厚接触できない今、この設備を使って、会議をしたり、何かのレッスンをしたり、飲み会をしたりする機会も増えている模様…

…ということで、我が圓窓師匠もリモート稽古を始められました。

師のたまわく「稽古を続けるのも、稽古」。

さっそく私も参加表明して、昨日稽古をつけて頂きました。

その感想ですが、

まず、もうシンプルに、師匠のお顔を見てお話しできるのが、嬉しい。

だって、3月の落語会が中止になってからこっち、すべての対面稽古が中止でしたもの…

師匠のお元気なお顔、お声に、タブレットごしにでも接することができるのが、嬉しい。

そして、このリモート稽古は「個人稽古」ですので、

いろいろ気兼ねせずに、ご指導について細かく質問できました。(所作や視線について)

それと、集会稽古では時間を気にして、「おしゃべり」って中々しづらいのですが、これも師匠次第でいくらでもできちゃう。もちろん、落語にまつわるおしゃべりですけどね。

今は、ビデオ通話なる機能があるサービスは、zoom、LINE、Skype…いろいろありますが、

師匠はもともと、そのうちの一つのユーザーでいらした模様…さすが、落語界IT派のさきがけ。

画面と音声が多少ずれるという欠点があるので、漫才の稽古には向かないかもしれませんが、

落語の稽古(師匠 対 生徒)ならバッチリです。

もちろん、警戒と自粛の時が過ぎ、普通の稽古が早く再開されることを願っています。

でも、このリモート稽古の可能性も今後、広がっていくような気がしています。